男性より女性の方が口臭を引き起こしやすい⁉︎その意外な原因とは

口臭の原因には、呼吸器系や消化器系の病気、糖尿病や肝臓疾患などがあります。しかし、こうした病気や疾患で起こる口臭よりも、口の中に原因がある場合の方が高いようです。例えば、歯周病やむし歯、歯垢や入れ歯がそれにあたります。その中でも注目したいのが唾液の減少が原因で起こる口臭です。
口臭が起こるのは、男性より女性の方が高い傾向にあるというデータがあります。

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では、なぜ女性の方が口臭が起こりやすいのか。それが、唾液の減少ということです。唾液の分泌には、口の中を清潔にし口臭を防ぐ役割があります。ところが、この唾液の分泌は女性特有のホルモンの影響を受けやすいのです。そのホルモンとは、エストロゲンです。女性ならこれを聞いて、ピンとくる人も多いと思います。エストロゲンは自律神経のバランスを整える働きがあります。女性特有の体調の変化、ホルモンバランスの変化で自律神経は乱れやすくなります。その自律神経の乱れにより心身ともに不調をきたすことがあります。その不調のひとつが唾液の分泌量の減少です。

先にもお伝えしましたが、唾液には口の中を清潔に保ってくれる役割があります。その役割となる唾液減少の機会や可能性が高い女性は、口臭を引き起こしやすいということは納得できます。

女性にはどうにも抗えない体調の変化があります。けれど、悲観して神経質になる必要はありません。日々の予防や対策は可能です。これは、男性にもできることです。唾液の分泌減少を防ぐには、心身のバランスを保つということです。ストレスを溜めない、うまくそれを解消する、不調のときは無理をしない、ということです。また、水分補給をこまめにすることも口臭予防になります。
口臭の原因は様々です。けれど、全ての原因に共通するのは、心身の健康状態ではないでしょうか。規則正しく過ごすことで、病気や疾患を防ぐことができます。そして、自律神経を整えることも可能です。お口の中も、心身も清く保つことが必要です。