某映画で主人公が実践していた、ただその日食べたものを書いていくだけのダイエットである。ポイントは自分に嘘をつかず、過小報告することなくありのまま食べたものとその容量を書いていくこと。一日三度のご飯はもちろんのこと、大事なのは間食である。時系列で書いていけば自分がどんな時間に口寂しくなっておやつを口にするのかもわかる。
とりあえずなにも考えず一週間続けてみることで私はある程度の自分の傾向を知り評価をすることができた。ただ、これはかなり精神的に堪えるというか自分の甘さを突きつけられるダイエット方法でもあるので精神的に落ち込んでいるときにはあまりおすすめしない。
しかしその分効果も目覚ましく私は一ヶ月で二キロ落ちた。このダイエットのいいところはダイエットになるだけでなく食生活が改善されるところにもある。野菜が足りず自炊を怠っていたことを突き付けられた私は料理を頑張るきっかけにもなり、気がついたら体調もよくなり便秘も解消していた。また、仕事帰りのコンビニに寄る癖を直したことで間食のみならず日々の出費も抑えることができた。いつのまにか食費の節約にもなっていたのである。私は運動が大嫌いだが、これに毎日少しだけでもトレーニングをしたら相当理想なボディになりそうな気がしている。